守破守破守破離

web系エンジニアの大学院生活

IPAシステムアーキテクト受験後記

2023/4/16にシステムアーキテクト試験を受けてきたので、感想やら書き留めておく。

受験の理由

システムエンジニアとして働きつつも、最近はコーディングに限らず、より上流の設計や要件の確認やらを業務でこなす日々が続いていた。

そんな中で一回自分のスキルを証明できる資格を取得しておこうと考えたのがきっかけ。

あと午前Ⅰ試験の免除期間を伸ばしたかった。

勉強時間について

午前Ⅰ試験

昨年にAP試験に合格しているため免除されている。

午前Ⅱ試験

およそ12時間

午後Ⅰ試験

およそ4時間

午後Ⅱ試験

およそ6時間

勉強内容

勉強に活用した書籍は1冊だけ。
https://amzn.asia/d/9YQo5by

午前Ⅱ試験については過去問をひたすら解くだけだった。掲載されてる問題数が少ないため、出題可能性の高い問題だけが収録されていると思われる。実際に8割程度は出題された印象で、2割は初見の問題だった。

午後Ⅰ試験は正直国語の問題なので大して勉強していない。日本語読めたら解けると考えて良い。ただし「全て回答せよ」系の問題は苦手なので解法だけ押さえておいた。収録されてる問題を2,3解いただけ。

午後Ⅱ試験については大学院に入学したこともあって、勉強時間を確保できずほとんど勉強してない。論述の流れや、問題文の読み方について、解法だけを学んだ感じ。

受験の感想

午前Ⅰ

免除されている

午前Ⅱ

8割くらいは見覚えのある内容だった。恐らく1年前に受講したAP試験の記憶もあると思う。

2割程度はガチの初見で参った。効率重視で勉強していると恐らく解けないだろう。ここはもし今後受けるなら過去問などで対策したい。

午後Ⅰ

普通に国語問題だった。「全て回答せよ」系の問題を避けたかったが、全部の問題に出題されていた。

午後Ⅱ

論述する前に内容を軽く書き出してから解いた。後はパッションで解くしかなかった。複数の業務経験を組み合わせて、一部虚構を織り交ぜながら書いた。

3000字程度の論述を行ったため、肩と利き手の指の疲労がすごい。

受験を振り返って

大学院に通いながらIPAの高度試験を受けるのは勉強時間の確保的にかなり困難だと感じた。試験は4月半ばだったが、直前2週間くらいは院の課題に取り組んでいて何も勉強していない。秋のDB試験は様子を見て見送ろうと思っている。

とはいえ午前Ⅱと午後Ⅰはそれなりに解けた。回答速報を見ても合格基準は達していそう。午後Ⅱについてはパッションで解いたので分からない。抑えるべきポイントは捉えたと思うが伝われば良いと思う(そういう試験じゃないけど)。

試験自体の感想としてはあまり楽しくなかった。FE/AP試験は技術的な知識が身についているので成長を感じれて楽しいが、今回受けたSA試験は正直復習と国語の勉強という感じだった。他の高度試験も同様なら安全確保支援士のように社会的メリットがなければ受験しないと思う。

結果

結果発表は6月下旬らしい。結果が分かれば書く

6/29追記。 無事落ちた。午後Ⅰで落ちていたのが悲しい。しかし模範解答を見た感じでは大きく外れていると思わしき箇所はなかったのがよく分からない感想。秋はDBかPMをもしかしたら受けるかも